今回は本の紹介という事で「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」について解説します。
誰もが配当で暮らす生活を思い描いたことがあるのではないでしょうか?
この記事ではこの本をこれから買おうと思っている人、高配当投資をはじめようと思っている人に要点が分かるように解説する記事です。
この記事を読めばこの本を買うべきなのか、高配当投資はどのようなところを気を付けて投資すべきなのか分かります。

誰しもがあこがれる配当生活を手にした筆者、配当太郎さん。
この本では、配当太郎さんが実践した年間100万円の配当金が入ってくる投資術を教えてくれます。
「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」を読んでみて、「ある特定の人」にとっては必ず読むべきだと思いました。
ある特定の人については記事の中でご紹介していきます。
テレトロは株式投資を3年以上やっていますが、この本に最初に出会いたかったと思いました。
早速ですが、「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」についてテレトロの感想を混ぜながら解説していきたいと思います。
今日のトピック
- テレトロの「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」への評価
- 「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」の要約・まとめ
- 半永久的に「配当金」が入ってくる最高の投資法
- 3万円→12万円→100万円 配当金を計画的に増やす3ステップ
- 「配当株」を買うベストなタイミングとは?
- 一生持ち続けることのできる王道の配当銘柄
- 「1株当たり利益」で優良株を見抜く
- 持っているだけで利益が増える「増配銘柄」の探し方
- まとめ
テレトロの「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」への評価
「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」ははっきり言って高配当投資をはじめようと思ている人には「買い」の本でした!!
高配当投資をはじめようと思っている方、高配当投資の勉強をしている方は絶対読むべきだと思いました。
「ある特定の人」と冒頭言ったのは、高配当投資ではなく、キャピタルゲインを狙った短期投資家には読んでも意味のないものになってしまうため限定させてもらいました。
この本では高配当投資を行うに必要な基礎的な知識が詰まっており、銘柄の具体的な選び方と、現在のお勧めの銘柄を教えてくれます。
高配当投資をはじめようと考えている初心者は買わない理由がないと感じました。
「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」の要約・まとめ
今回は本の章ごとに重要な部分をまとめてみました。
6つに分けて解説していきたいと思います。
半永久的に「配当金」が入ってくる最高の投資法
筆者、配当太郎さんは「高配当投資」を最高の投資法とうたっています。
その理由は以下の6つの理由があるからです。
魅力①:企業が利益を上げ続ければ、半永久的に配当金が得られる。
魅力②:企業の利益が上がると、配当金も増える。
魅力③:株価や市場の動向に影響されない。
魅力④:給料以外に安定した収入を確保できる。
魅力⑤:配当金は自由に活用することができる。
魅力⑥:配当金は家族や子孫に引き継ぐことができる。
以上の利点があるのですが、それと共に短期間で利益を上げられる投資ではないことも述べれれていました。
インカムゲインを狙った「高配当投資」は、キャピタルゲインを狙ったリスクの高い投資に比べどうしても短期で利益が出にくい傾向があります。
しかし、銘柄にもよりますが安定的にを収入が得られる「高配当投資」は再現性が高く誰でもできる投資なとなります。
そのため「配当株投資」は最高の投資法なんだそうです。
3万円→12万円→100万円 配当金を計画的に増やす3ステップ
配当太郎さんいわく、配当投資の効率的な進め方があるそうです。
その投資方法は3ステップに別れています。
まずはじめに、初期投資100万円から始め、最初の年に2~3万円くらいの配当金を得られるようにします。
数千円程度だと「こんなものか」となってしまうため、モチベージョンアップも含め2~3万円が良い層です。
次に第2のステップとして年間12万円の配当を目指します。
この額になると毎月1万円配当が得られる計算になります。
100万円から年間配当12万円に到達するまで10年間かかるそうですが、毎月10万円を追加投資できれば2~3年程度で達成できるそうです。
最後のステップは投資金額が1000万円を超え、年間配当額100万円以上にする事です。
投資金額が1000万円を超えると、急速に資産が増えて行くそうです。
このステップで資産が1000万円程度の時は、銘柄を5つくらいにしておくことがおすすめされています。
理由は5銘柄を超えると管理が難しく、煩雑になるからだそうです。
扱う銘柄を増やすのはもっと資産が増えてからにしましょう。
「配当株」を買うベストなタイミングとは?
肝心の株を買うタイミングですが、そのタイミングは気にする必要がありません。
理由は配当株は売る必要がないからだそうです。
配当株は毎年決まった月に配当金が入ってきます。
この配当金を増やすためには株式数を増やすしかありません。
つまり自分が買えるとき買っておいて、株式を数を着実に増やしていくことが重要なんだそうです。
とにかく買い続ける習慣を身に着ける事が重要です。
一生持ち続けることのできる王道の配当銘柄
配当太郎さんがオススメする一生持ち続けることのできる王道の配当銘柄があります。
それは三菱UFJフィナンシャルグループ、東京海上ホールディングス、NTT、KDDI、ソフトバンクなどです。
ではなぜこれらの銘柄が良いのか?
それは利益率の高い「ストック型ビジネス」だからです。
「ストック型ビジネス」とは、Amazonのサブスクリプションサービスと同じで一度契約したら、その契約が終わるまで継続して対価が得られるタイプのビジネスのことです。
「配当太郎」さんは、この「ストック型ビジネス」を行っている「銀行・金融」「保険」、「通信キャリア」業界の会社を基本にして銘柄選びをする事オススメしています。
「1株当たり利益」で優良株を見抜く
配当株投資を手堅く進めていくには、「この企業は稼ぐのか」という一定の判断基準を持つ必要があります。
その基準が「1株当たり利益」です。
「1株当たり利益」は次のような計算式、「当期純利益」÷「発行株式数」で算出されます。
この「1株当たりの利益」を見れば、その株が「どれだけ稼いでいるか」を端的に知る事ができます。
例えば、過去を遡り、これまでの「1株当たり利益」をみて成長できているかを調べます。
この「1株当たり利益」が長期にわたり右肩上がりであれば、稼ぐ力が上がっているというわけです。
まずは、第一の基準として過去を遡って「1株当たり利益」を調べる事が重要です。
持っているだけで利益が増える「増配銘柄」の探し方
「増配銘柄」探し方は以下の3つステップで行います。
- 「1株当たり利益」の推移を調べる
- 「増配率」は上昇しているか
- 「配当性向」はどの水準にあるか
まず、繰り返しになりますが、「1株当たり利益」がなければ、企業は配当金を出すことができないので一番最初にチェックする必要があります。
その次に「増配率」をチェックする事で「配当金はどのくらい増えているのか」実績を知ることができます。
最後に「配当性向」は低すぎても、高すぎてもよくありません。
一般的には30~40%を目安にすると良いです。
まとめ
最後にまとめです。
「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」を行うためには以下のポイントを抑えることが重要です。
・3ステップ(3万円→12万円→100万円で計画的に配当金を増やす
・株を買う「タイミング」は気にしない!
・銘柄は利益率の高い「ストック型ビジネス」を行っている企業を選ぶ
・「1株当たり利益」を基準として企業を選ぶ
・「増配銘柄」も以下の3つのステップで探す!
- 「1株当たり利益」の推移を調べる
- 「増配率」は上昇しているか
- 「配当性向」はどの水準にあるか
以上になります。
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最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!!


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