積み立てNisaやiDecoを始める際、どのインデックスファンドを買おうか迷ったことはありませんか?
インデックスファンドはかなり種類があり、投資初心者にとってはどの商品を選べば良いのか、重大な問題ですよね。
今回は4年以上投資をしてきたテレトロがどのインデックスファンドが良いのかポイントを押さえて解説していきたいと思います。

口座を開設していざ積み立てNisaやiDecoを始めようと意気込んだところ、「選べる商品が多すぎて選べない!」という経験はありませんか?
そんな方はこの記事必見です。
まずインデックス投資を行うにあたって、初心者に私がお勧めできるインデックスファンドは大きく分けると3種類のみです。
その3種類とは・・・
- S&P500に連動したインデックス・ファンド(VOO)
- 全米株式インデックス・ファンド(VTI)
- 全世界株式インデックス・ファンド(VT)
この3つのみです。
初心者は必ずこの3タイプに属しているインデックスファンドを買ってください。
とくに初めて投資を行う場合や老後の資金として始める場合には、間違っても新興国株や日本株のみのインデックスファンドに投資しないでください。
その理由は後ほど説明します。
この3種類の入る商品も複数ありますので、どの商品を買うべきか具体的に説明していきたいと思います。
今回のトピック
- なぜ日本株や新興国株を中心としたインデックスファンドを選んではいけないのか
- 米国株だけ買っていれば良いは間違い?
- 具体的にオススメ3種類のインデックスファンドに分類される商品はどれ?
- 結局どれを買えばよいの?
なぜ日本株や新興国株を中心としたインデックスファンドを選んではいけないのか
「外国株は、英語も読めないし難しそうだから日本株にしておこう。」
「インドとかメキシコ最近キテルらしいし新興国株買っておこう。」
なんて投資初心者で考えていませんか?
その考えは正直やめたほうがいいです。
なぜかと言うと、「日本株や新興国株よりも大きい市場、米国株が存在するからです。」

上の図を見てください!
なんと米国株は世界の株式市場の時価総額の半分以上を占めるんです。
その割合はなんと59.6%もあり、日本6.3%、新興国10.0%でとてつもなく大きな差があるんです。
(2023年4月現在)
あなたは都市にある大きなデパートと田舎にある潰れそうなスーパーどっちに投資しますか?
当然大きなデパートですよね。
たとえは大げさかもしれませんが、必ず米国株もしくは米国株が入っている商品を買うべきという事を覚えておきましょう。
じゃあ米国株なら何でも良いのかというとそういうわけではありません。
その答えを次に説明します
米国株だけ買っていれば良いは間違い?
「米国株が良いなら米国株だけ買っておけばいいや」なんて思った人いませんか?
先ほど米国株を買うべきと言いましたが、米国株だけを買えとは言っていません。
米国株の入った商品を買うべきと言いました。
では投資初心者はどのような米国株の入った商品を買うべきかいうと・・・・
答えは「世界に投資できる株式」です。
なぜ世界に投資できる株式かというと、分散投資ができリスクが減らせるからです。
また、冒頭に米国の株式市場は世界の半分以上を占めていると言いましたが、いつの時代も米国株が一番パフォーマンスが良かったわけではありません。
1980年代は日本株、1990年代は米国株、2000年代は新興国株といった感じで10年周期でブームが移り変わっていく傾向にあります。
もちろん米国株が安定的なパフォーマンスを出すことは過去の歴史から証明されていますので、ポートフォーリオの中心は米国株にして、その他の国の株式も2~3割程度持つといった感じです。
ただ、自分自身で銘柄を選んで世界に分散投資を行う事は知識も必要ですし、勉強や経験を積むのにも時間や労力がかかります。
そこでおすすめなのがETFや投資信託です。
今回は次に具体的な投資信託でどのようなインデックスファンドがオススメなのか解説していきたいと思います。
具体的にオススメ3種類のインデックスファンドに分類される商品はどれ?
冒頭では以下の3種類のインデックスファンドをおすすめしました。
- S&P500に連動したインデックス・ファンド(VOO)
- 全米株式インデックス・ファンド(VTI)
- 全世界株式インデックス・ファンド(VT)
この3種類に分類される商品を楽天証券とSBI証券で調べてみました。
(※積み立て設定できるもののみ)
S&P500に連動したインデックス・ファンド(VOO)には以下のような商品があります。

この中でオススメなのはやはりeMAXISSlim米国株式(S&P500)です。
理由はインデックスファンドを運用するための管理費用も一番安く、純資産額がダントツで大きい信頼あるファンドだからです。(楽天証券、SBI証券どちらでも買えます。)
テレトロもeMAXISSlim米国株式(S&P500)を積み立てNisaで運用しています。
次に全米株式インデックス・ファンド(VTI)には以下のような商品があります。

二択となってしまいましたが、SBI証券口座を持っているならばSBI・V・全米株式インデックス・ファンドをおすすめします。
やはり管理費用が低いのでコストが低く抑えられます。
楽天証券で運用を行っている方は楽天・全米株式インデックス・ファンド 楽天・VTIにしましょう。
次に全世界株式インデックス・ファンド(VT)には以下のような商品があります。

オススメはやはりSBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)です!
しかも管理費用が一番安く楽天証券でもSBI証券でも買えます!
IDecoはSBI証券で運用しているのですが、このSBI・全世界株式インデックス・ファンド を積み立て購入しています。
これまでの記事で3つのインデックスファンドが良い事は分かったけど・・・
「結局どれがいいの?選べない、」という方にはおすすめを一つ紹介したいと思います。
結局どのインデックスファンドを買えばよいの?
先ほど以下の3つのインデックスファンドをオススメしました。
eMAXISSlim米国株式(S&P500)
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)
ただ調べてみると本やほかのブログでもこれらのインデックスファンドがおすすめに出てくると思います。
ただ、「このインデックスファンドが一番良い」と一つだけオススメしている本やブログはないと思います。
どれも違った良いところがありこれが一番と決めるのが難しいからです。
しかし、このブログでは言い切りたいと思います。
もしあなたが「老後の資金として運用したい」、「リスクを落として運用いたい」という方であるならば「SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)」を選んでください!
理由はやはり投資している銘柄数が多く、一番分散が効いているからです。
途中世界に投資しろと言いながらeMAXISSlim米国株式(S&P500)やSBI・V・全米株式インデックス・ファンドをおすすめするのはおかしいと思ったかもしれません。
実際この二つのインデックスファンドは米国に上場している企業だけに投資しています。
しかし、これらのインデックスファンドに含まれる米国企業のほとんどは優良なグローバル企業であり、世界で商売をしています。
つまりeMAXISSlim米国株式(S&P500)やSBI・V・全米株式インデックス・ファンドに投資しても世界に分散投資ができてしまうんです。
ただ、この二つは分散の度合いで言えばSBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)に劣ります。
だからこそ、絶対に失敗できない老後の資金を運用するには「SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)」一択としています。
楽天証券でもSBI証券でも買えるので、これから積み立てNisaやiDecoを始める人は「SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)」で運用を始めてみましょう!
老後の資金運用の仕方やNisa,iDecoなど気になる方は以下の記事も読んでみてください。
老後のお金の不安はありますか?悲観するにはまだ早い! 今すぐやるべき事は立った1つ
まとめ
最後に大事なところだけおさらいしましょう!
なぜ日本株や新興国株を中心としたインデックスファンドを選んではいけないのか
→市場がダントツで大きい米国株があるから
米国株だけ買っていれば良いは間違い?
→分散投資でリスクを減らし世界に投資するのが正解!
具体的にオススメ3種類のインデックスファンドに分類される商品はどれ?
eMAXISSlim米国株式(S&P500)
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)
結局どれを買えばよいの?
絶対に失敗できない老後の資金を運用するなら「SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)」一択
記事を最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!!



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