どうも、テレトロです。
今回は一般投資家のほとんどが行っているであろう長期投資についてです。
長期投資家の手法は買って長期的に保有するバイ・アンド・ホールドです。
そのバイ・アンド・ホールド投資がもつリスクについて解説していきたいと思います!!
投資初心者は必見! また投資を何年とやっている人にも復習になり、また新しい情報を提供できると思います。

UnsplashのAustin Distelが撮影した写真
最近、日本ではインデックス投資や高配当投資が流行っているそうです。
テレトロも2年以上こういったインデックス投資や高配当投資を行っています。
そんなインデックス投資や高配当投資にもやはり「リスク」が存在します。
今では投資家のほとんどの人が行っている長期投資。
このバイ・アンド・ホールドが持つ「リスク」について解説していきます。
今回のトピック
- 多くの投資家が行っている長期投資、バイ・アンド・ホールドとは?
- 長期投資、バイ・アンド・ホールドの利点とは
- 長期投資、バイ・アンド・ホールドの3つの「リスク」とは
- リスクを考えたうえで、長期投資ってどうなの?
多くの投資家が行っている長期投資、バイ・アンド・ホールドとは?
多くの投資家が実施しているバイ・アンド・ホールドとは、一つの株に投資したら基本的に売らず、持ち続ける投資方法のことを言います。
つまり、株価が上昇する局面でも、下降している局面でも売らずに持ち続けます。
この手法では、基本的にアップダウンの激しいベンチャー企業ではなく、成熟した企業に投資する事が多いです。
その理由は、アップダウンの激しい銘柄は持ち続けることが難しいからです。
そのため成熟した企業であることの多い高配当銘柄と相性が良いです。
また、長期投資前提のインデックス投資ともとても相性が良い手法となります。
長期投資、バイ・アンド・ホールドの利点とは
多くの投資家が実践している分、バイ・アンド・ホールドは多くの優れた利点があります。
まず、長く持ち続けることで大きなリターンが期待でき、何度も売り買いしないので手数料が安く済みます。
短期投資では、取引回数が増えるため手数料が高くついてしまいます。
さらに短期投資は利益を出すのに多くの知識が必要で、上級者向けの投資です。
それに比べると長期投資は短期投資に比べると知識もそこまで必要ではないので初心者向けの投資となります。
また高配当株に投資をしていれば、安定的に配当による利益が得られます。
バイ・アンド・ホールドを手法とする長期投資は高配当投資とすごく相性が良いです!
これだけの利点があり、知識の少ない初心者でもできる最強の投資と言っても過言ではないです。
長期投資、バイ・アンド・ホールドの3つの「リスク」とは
これまでバイ・アンド・ホールドの良さをさんざん解説してきましたが、そんなバイ・アンド・ホールド手法にも欠点、「リスク」があります。
そのリスクについて解説していきたいと思います。
まず一つ目の「リスク」は、損切りを行わないため予想以上に大きな存を出してしまう場合があるという事です。
株価は必ず上がるものではありません。
中には買ってからずっと下がり続ける銘柄、最悪倒産してしまう会社もあります。。。(泣)
この「リスク」への対策は、買う銘柄を慎重に調べて自分で納得できるような銘柄を買うようにすることです。
「Youtubeで見たから」や「友達が良いって言ってたから」という軽はずみで買うのはやめましょう!
二つ目の「リスク」は、含み損が出ていて、狼狽売りしてしまう可能性がある事です。
特に初心者に多いのですが、長期で持っていればどんな銘柄でも、含み損を抱える可能性が高くなります。
急落なんて起きた時には狼狽売りに走ってしまう人が多いです。
含み損が出ていても強い意志で持ち続ける忍耐力とメンタルが必要という事を覚えておいてください!
最後の「リスク」は、株価が上昇トレンドである時、大抵の場合短中期的な投資にリターンが負けてしまう可能性が高いという事です。
なぜかと言うと、長期投資前提でバイ・アンド・ホールドで持つ銘柄の多くは、成熟した急成長が見込めない銘柄です。
コロナ禍後の株式投資が流行った時期を思い出してください。
NASDAQに上場しているが、利益をろくに生み出すことができていない会社でも株価が大きく上昇していました。
例を挙げると、ミーム株に代表されるゲームストップやロビンフッドです。
こういった株価が大きな上昇トレンドであるとき、バイ・アンド・ホールドはこういった銘柄に投資をしている短期、中期的な投資にリターンが負けてしまう可能性があります。
リスクを考えたうえで、長期投資の具体的なやり方
長期投資であるバイ・アンド・ホールド手法について三つの「リスク」を挙げましたが、投資としてダメだという事ではありません!
もう一度言いますが、バイ・アンド・ホールド投資は知識の少ない初心者でもできる最強の投資なんです。
そこで忘れずに覚えていて欲しいのが先ほど紹介した三つの「リスク」です。
- 損切りを行わないため予想以上に大きな存を出してしまう
- 含み損が出ていて、狼狽売りしてしまう
- 株価が上昇トレンドである時、大抵の場合短中期的な投資にリターンが負けてしまう
これらの「リスク」について実際に回避できるように考えながら投資をしていきましょう。
1.については優良な企業を選んでその可能性を下げる必要があります。
その方法はやはり情報を集める事です。
決算書が読めれば一番良いのですが、初心者は無理だと思うので、本を読む、長期投資系のYoutubeを見る、長期投資家で信頼できる友達に意見を求めるのが良いです。
投資本についてはテレトロのブログでも紹介しているので参考にしてください。
・バビロン大富豪の教え・要約 誰もが一度は読むべきお金の勉強本
・すぐ分かる、「1年で億り人になる」(要約)どうやったら億り人になれるのか
本を読むのが苦手な方はYoutubeるのでもよいと思います。
こちらに初心者におすすめのYoutuberを紹介しておきます。
・バフェット太郎
・両学長。レベラルアーツ大学
・たぱぞう投資大学
情報を集める場合は、偏りがおきないように複数のYoutuberの動画を見たり、ググって情報の正確性を確かめましょう!
そして絶対にやってほしいのが、配当継続期間や営業キャッシュフローを確認して欲しいです。
決算書が読めなくてもググったり、investing.comなどの投資系アプリで簡単に確認できます。
配当継続期間が30年以上か、営業キャッシュフローが年々下がり続けていないか、データを確認しましょう。
2.についてはもはやメンタルです。
もはや買った銘柄は一度は含み損になると思った方が楽に長期投資をできると思います。
また初心者の場合は、含み損が大きい期間は損益を見ないようにするなどあまり投資について考えすぎないようコントロールしていきましょう!
最後の3.についてですが、どんな投資も強い時期があります。
博打的な投資も、金融相場であれば大きな利益を生み出すことができます。
逆に不景気や金利が高い場面では、長期投資に向いたディフェンシブ株のパフォーマンスがIT関連などの企業より高くなる傾向があります。
長期投資、バイ・アンド・ホールドはすぐにお金持ちになれる投資ではありません。
この点を理解して、忘れずに、長期投資を行っていきましょう。
まとめ
最後に、要点だけおさらいしましょう。
バイ・アンド・ホールドには以下の「リスク」がある。
- 損切りを行わないため予想以上に大きな存を出してしまう
- 含み損が出ていて、狼狽売りしてしまう
- 株価が上昇トレンドである時、大抵の場合短中期的な投資にリターンが負けてしまう
これらの「リスク」はこのブログでも書いたように対処する事ができ、
バイ・アンド・ホールド投資は知識の少ない初心者でもできる最強の投資です。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。


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