こんにちは、テレトロです。
今回は前回の記事で紹介した5つの銘柄について、なぜこの銘柄を選んだのか、どういったところが優れているのか、解説していきたいと思います。
前回の記事:将来を見越して!米国高配当投資で配当金生活を築く方法を考える

前回の記事でも告知しましたが、テレトロが厳選した5つの配当銘柄の選定理由について解説していこうと思います。
配当銘柄の選定方法は人によって色々あると思います。
今回はどのような基準で銘柄を選んだかという点についても説明していきます。
配当投資をこれから始める人には、テレトロの配当銘柄選定方法を参考にし、自身の銘柄選びに役立ててもらえればなと思います。
今回のトピック
- テレトロが選んだ5つの銘柄とは?
- どのようにして5つの銘柄を選んだのか?具体的な選定方法
- これから投資を始める人へ、気を付けて欲しい事
- まとめ
テレトロが選んだ5つの銘柄とは?
まず前回の記事でも取り上げたテレトロが厳選した5つの銘柄を紹介します。
テレトロが選んだ銘柄は以下になります!!
コカ・コーラ
プロクター・アンド・ギャンブル
JPモルガンチェース
マクドナルド
ジョンソン・エンド・ジョンソン
この5つの銘柄にこれからは投資していく予定です。
では、次にどのようにこれらの銘柄を選んだのかを解説していこうと思います。
どのようにして5つの銘柄を選んだのか?具体的な選定方法
5つの銘柄をどのように選んだのか、詳しく解説していきたいと思います。
まず、配当銘柄を選ぶときに重視して欲しいのは、定期的に増配を行っているかについてです。
増配を定期的に行わない会社の場合、資産の増加は遅くなってしまします。
増配があるからこそ、時間をかけるにつれて資産増加スピードは少しずつ上昇していきます。
ですので過去5年以上、欲を言えば10年程調べ、1年、もしくは2年おきに増配を行っている企業を探してみましょう。
次に注目して欲しいのは、配当性向です。
この配当性向とは、純利益のうちどのくらい配当として還元しているかを表す指標となっています。
この配当性向が高すぎると利益のほとんどを配当にまわしているという事になります。
つまり、今後増配が難しかったり、最悪減配のリスクがあります。
逆に配当性向が低すぎると、配当投資として魅力に欠けます。
どのくらいの配当性向が良いかと言うと、一般的に30~50%くらいの銘柄が良いです。
しかし、業界によって配当性向の基準が違います。
例えば製薬会社では80%や100%を超える会社が多く見られます。
そういった場合は、30~50%の基準は使えず、いくつか同じ企業をみて、どのくらいの配当性向が通常なのか見極める必要があります。
3つ目に注目して欲しいのは、配当利回りです。
配当性向と同じで低すぎても高すぎてもダメです。
基本的には2~4%程度の利回りを意識7%などの高利回りは避けましょう。
配当性向と同じく配当利回りが高いと近いうちに減配する恐れがあります。
しかし、この配当利回りも配当性向と同じく、業界によって適正な値が違います。
同業種の配当利回りを確認して配当利回りが高すぎて減配のリスクがないか確認してから銘柄を選びましょう。
4つ目に注目して欲しいのは、決算です。
正直一番注目して欲しいポイントです。
決算では利益と一株当たりの利益(EPS)について特に注目してください。
この利益と一株あたりの利益が、市場予測(アナリストなどの予測)を上回ることが多いか確認しましょう。
5年以上、できれば10年くらい調べ、8割以上市場予測より上回っている事を確かめてください。
また、傾向として利益と一株あたりの利益が年々改善され、上がっているかも確認しましょう。
この決算を見ることで、長いスパンで成長できている企業か分かります。
例えばコカ・コーラの決算を見てみましょう。

上の画像がinvesting.comで過去の決算を出したものです。(investing.comは無料で決算の情報が見れるのでおすすめです。)
この図では2021年からの決算しか見れていませんが、利益及び一株当たりの利益が少しずつ伸びており、市場予想もほとんど上回っていることが分かります。
高配当投資は、長期投資です。
長期で投資するのであれば、企業がどういう状態なのか、決算を見て確かめることを忘れないようにしましょう。
これから投資を始める人へ、気を付けて欲しい事
これから始める人へ、一点だけ気を付けて欲しいことがあります。
それは、投資はNisaやiDecoを利用したインデックス投資から始めて欲しいという事です。
インデックス投資とはTOPIXやS&P500などの指数に連動して市場平均のリターンを目指す投資手法です。
プロが運用してくれて、プロでも難しいリターンを生み出してくれる投資商品です。
対して当たり前ですが、高配当投資は自分で銘柄を決めて自分で運用していくものです。
当然時間をかけて勉強したり、調査する必要があります。
また基本的には、インデックス投資よりリターンが低くなる可能性が高いです。
つまり、高配当投資は難易度が高いんです。
これから投資を始める人向け、簡単にできて失敗しにくい投資手法を考えると、やはりインデックス投資が一番のおすすめになります。
インデックス投資について知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
どんなインデックスファンドを買うべき?オススメするインデックスファンド3選
最後まで読んでくれたかた、ありがとうございました。


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