どうも、テレトロです。
今回の記事は、「まだ投資を始めていない方」
また、「これから投資を始めるという方」への記事です。

まず、最初の疑問についてですが・・・
投資ってやった方がいいの?
答えは絶対やるべきです。
理由は簡単です。
この資本主義社会では、お金持ちはさらにお金持ちに。
貧乏人はさらに貧乏人になるような仕組みになっています。
日本の場合はまだアメリカのように顕著に出ていませんが、これから一層貧富の差は広がるでしょう。
それは、資本主義社会にはお金持ちに有利な政策、具体的に言うと税政策などがそれにあたります。
なんだよそれ、金持ちは所得税多く取られるからそんなことねーだろ、なんて思うかもしれませんが、それは一部だけ見た話です。
実際にはお金持ちは学校では教えてくれないお金の扱い方(節税の仕方)を知っているので、実際には所得税で多くとられても、別の部分で得をしているのです。
税についての詳しい話は別の記事で紹介いたします。
さて、じゃあ何に投資すればいいの?と思いますよね。
私がおすすめするのは、定期預金、債券、株式投資、ビットコインです。
なぜこの四つをお勧めするのかを説明する前に、どんな投資対象があるのか簡単に列挙します。
- 債券
- 株式
- 定期預金
- 保険
- 不動産
- FX(外国為替取引)
- ビットコイン
- 金、銀、銅、貴金属 etc…
ここにあげただけでも数多くの投資対象にがあるのに、なぜ四つの投資対象が良いのか。
一つ一つ説明していきます。
定期預金
定期預金とは月毎に一定額を特定の口座に貯金する事で、年間で金利分お金が増えるというものです。
具体的に金利が高い商品では、年利0.35%のものもあります。
0.35%?!クソ低いやん!一年で100万預けても3500円しか儲からないじゃん。
確かにそうです。
ただ普通に貯金するよりはマシだという事を覚えておいてください。
大手銀行(三菱UFJ、三井住友、みずほ銀行、ゆうちょ銀行)にお金を預けても金利は0.002%程度です。
一年間100万円預けても20円しか儲かりません。
ネット銀行であれば最大0.2%(あおぞら銀行)の金利の恩恵を受ける事ができます。
基本的にネット銀行の方が金利が高く設定されています。
銀行に100万円を普通預金として預けても20円しか返ってこないことを考えれば、定期預金はそれの175倍の儲けになるのでこう考えると結構違います。
ただ、定期預金は1~5年、長いものでは10年預金し続け、設定の月日が過ぎるまで引き出すことができないデメリットがあります。
貯金することを考えればデメリットではないかもしれませんが・・。
ここで、私が言いたいのは、株などの投資に比べて元本保証型(自分が投資した金額以上に減らない)で普通預金として預けるより断然良いという事です。
親や、おじいちゃん、おばあちゃんがが子供の頃
「貯金しないさい」
「そうすれば安心だから」
という悪魔のささやきを聞いたことはありませんか?
この考えは今の世の中じゃー通用しません。
高度経済時代の日本は日経平均株価3万8957円を記録し、世界中の投資家の注目を集め、強固な経済力を持っていました。
今(2020年)では高値2万4000円程度。
アベノミクスによるバブルがあっても最高値3万8957には遠く及びません。
ここで気づいてください。
バブルの日本とは違うんです。
何も考えずずっと同じ会社で働き、貯金しこれの繰り返し。
この方法じゃー多くの人はいつになってもお金持ちになれません。
うさぎとカメのレースで休まず走り続ける事ができず敗北するカメと一緒です。
長くなりましたが、結論を言うとまず初心者は金利に着目し普通預金よりましな定期預金に預けるべきです。ここで投資資金を貯めていきましょう。
債券
債券は発行元(国や企業)によって違いますが、今回は国債について主に紹介します。
簡単に国債ついて説明すると国が借金をするときに発行する債券(有価証券)で、貸した側(投資家)はお金を貸した代わりに利子をもらうイメージです。

満期時には、発行体が破綻しない限り債券の額面金額が払い戻される仕組みです。
投資家は最終的に当初投資した債券の額面金額と利子の両方を得ることができます。
債券についても基本的には元本保証型と言えます。
日本の構造上国が破綻する可能性は低いです。
「嘘言え、日本めちゃくちゃ借金してるじゃん」と思いますよね?
実際は日本の借金(2020年)は約1300兆円程度と言われていますが、そのほとんどが日本国民が国債として保有しています。
つまりいざとなったら中央銀行(日銀)で金を刷って返せます。
最もそんなことを一気にやれば円の価値が下がるのでやりませんが。
加えて現在デフレで円の価値が高く、また海外からの円への信用は高いです。
これらの理由から国が借金を返せなくなり、破たんに陥ることはかなり低いと考えられます。
投資をはじめたいけど勉強は面倒・・・という方は債券から始めてみるのも良いかもしれません。
ちなみに、金利は現在0.002%でかなり低い利率になっています。
コロナウイルスの影響で政府が金利を下げているからです。
なので現在はあまり効果的な投資対象ではありませんが、経済が回復し始まれば金利も上がるので、「貯金するよりまし」と思って始めてみる事をお勧めします。
株式
はい、やってきました!
皆さんが一番興味を持つ投資対象は株式投資ではないでしょうか?
株式とは簡単に言うと株式会社が資金調達のために発行する証券の事で、株式を買うことでその会社のオーナーになる事ができます。
基本的には株式に投資して儲けるには二つの儲け方があります。
一つ目がキャピタルゲインです。
株式を売買したときに得られる利益です。単純に株価が安い時に買って高くなった時に売れば儲けが出ます。
二つ目がインカムゲインです。
株式を保有することで得られる配当金と株主優待券です。こちらは株価の変動に関係なく発生するものです。
ここで注意なのですが、投資を行う前に必ず三冊以上の投資本を読んでください。(興味がある方は私おすすめの読むべき投資本を参考にしてみてください)
http://teretro-journal.com/post-142/
投資を行うにあたって知識がないのとあるのでは雲泥の差です。
基本的には、キャピタルゲインによる利益を狙った投資を最初に行う事をお勧めします。
高い利回りが得られるキャピタルゲインは投資資金がかなり必要になります。
ですので小額から始め、キャピタルゲインを稼ぎましょう。
と言いながら必ず一度は失敗し、マイナスになります。
たいていの人は痛い思いをして学ぶものです。
根気強く投資を続けましょう。
ただ、初心者にこれらを考えて運用するのは難しいです。
大きく失敗したくはないけどお金を増やしたい。
そんな方は投資信託のインデックスファンドを買う事をお勧めします。
具体的には私がおすすめするのは、以下の2つです。
・S&P500インデックスファンド(※eMAXIS Slim 米国株株式など)
米国大型500社に分散投資
・全世界株式インデックスファンド(※eMAXIS Slim全世界株式など)
世界の大型企業に分散投資(主に米国)
※楽天証券の場合の例を提示しておきます。
いずれも投資信託なので少額でも分散投資できる点が利点です。
分散投資は投資の基本です。
また、S&P500の利回りを超えるのは一般の投資家にとって難しいほど高いです。
それだけアメリカのトップ企業の成長率はすごいという事ですね。
なかでも初心者には
・全世界株式インデックスファンド(※eMAXIS Slim全世界株式など)
を一番おすすめしておきます。
おすすめの理由は単純に一番分散が効いているためです。
分散が効いているという事は値動きが一番緩やかで、大きな変動が少なく、暴落局面での心理的ストレスが少なくて済みます。
初心者に「暴落局面での心理的ストレスが少ないということ」はとても重要です。
なぜなら投資初心者は経験が少なく、多きな暴落局面では「もっと下がるんじゃないか」と思い、買い持ちする事が難しいからです。
ですので迷ったら全世界株式インデックスファンド(※eMAXIS Slim全世界株式など)にしてみてください
ビットコイン
今流行りのビットコインについてです。
普通はビットコインを初心者の投資対象としておすすめしないのですが、ある条件付きでお勧めしたいと思います。
その条件とは保有資産のすべてをビットコインに投資しないという条件です。
具体的には保有資産の最大2割までにしてください。(保有資産が大きい人は1~3程度でも良いと個人的には考えています。)
この理由としては、ビットコインはとてもボラリティー(価格変動が大きい)商品となっています。
さらに手数料も他の投資対象に比べて高いです。
じゃーなんでこんな商品をお勧めするのかというと・・・
これからビットコインの市場がさらに大きくなると言われているからです。
現在(2020年11月)はコロナショック後に2倍以上の値を付けています。
結論を言うとボラリティーが高いが将来性がかなり高いので、保有資産の一部を当てて、リスクヘッジをしながら、利益を上げましょうという事です。
最後に、資本主義社会で豊かに暮らすのには投資は必須です。
経済成長期の日本と大きく変わり、会社で真面目に働くだけで豊に暮らすことは難しくなってきました。
人によって豊の定義は違うと思いますが。
日本で投資を博打と未だに思って
いる人が大多数を占めるのは、日本の教育でお金についての勉強を一切行わないからです。
お金についての教育を行うと税金を取りづらくなってしまいますからね。
しかし、現在日本の政府も最近は借金も膨らみ、市民の面倒を年金などで見る事が難しくなっています。
そこで登場したのがNISAやiDecoです。
日本もさすがに貯金ばかりして投資しない日本人に危機感を覚えたのでしょう。
これからは個人で考える事がより必要になってきます。
投資について一緒に学び、この資本主義社会で豊に生きる事を目指していきましょう。
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http://teretro-journal.com/post-681/
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