最近ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ティッカーシンボル:ZM)の株を買ったテレトロです。
今回はズーム株について、投資対象としてどうなのか?
深堀していきたいと思います。
結論から言うと買いです。

いくつかの条件はありますが、その理由をこれから突き詰めていきたいと思います。
現在の株価は・・・・1株384ドル(1株40000円)くらいで買えます。
以下のチャートはZMのここ最近の日足です。

ZM株は年明けの初めまで一貫して売りで弱かったです。
理由はコロナに対するワクチンが市場に出回り、経済が回復し、ZMの需要が減るだろうと投資家は考えられたからです。
しかし、最近はまた上昇基調にあります。
それはなぜか?
以下の理由が挙げられます。
今回のトピック!!
1. ワクチンが市場に出ても実質経済のV字回復は実現できない可能性が高い。
2. ZMphoneによるサービスの拡大
3. 株式公募価格340ドルを下回らなかった。
4. ZMのビジネスモデルはサブスクリプション型
1. ワクチンが市場に出ても実質経済のV字回復は実現できない可能性が高い
皆さんの知っての通り、ワクチンが出回っても、世界の感染者数は増加傾向です。
それはワクチンの効き目が出て、集団免疫ができるには時間がかかるからです。
また、ワクチンの生産量がまだまだ足りていないません。
日本は先進国であるにも関わらずワクチンまだ打てません・・・・
本当に先進国か疑ってしまいますが、日本固有の文化というか特性があるのでなんとも言えませんが、もう少し臨機応変にしてほしいですね。
まあ、以上の不安理由からまだリモートワークが続き、ZMの売り上げはまだ上がるだろうと投資家に予想されています。
また、このコロナ禍を機に、出張や実際に集まってのミーティングは効率が悪いということに気づいた企業が多くあります。
つまりこのままコロナ禍が過ぎ去ったあとも、ZMは利用され続ける可能性が高く利用者数はそれほど下がらないだろうと考える事もできます。
2. ZMphoneによるサービスの拡大
知ってますか?ZMphone!
ZMphoneは簡単に言ってしまえばZMのプラットフォームを利用した固定電話サービスです。
なんだよ、ただの電話やん、そんなんいらないだろとか思うかもしれませんが、会社の電話番号にかけたら、在宅勤務で転送もしくは折り返し電話しなくてならない状況があります。
もしこれが必要なくなるとしたら?
つまり感覚としては電話とビデオ会議の境界がなくなる、家で会社への電話も会議も対応できるという事なんです。
もはや会社のオフィスは必要なくなりますね。
ZMphoneが本当に良いサービスで、広がればZMの株価は爆上がりするでしょう。
興味ある方はしたのURLからZMphoneがどんなものなのか見てみると面白いですよ。
3. 株式公募価格340ドルを下回らなかった。
ZMは株式の公募(新しく株価を発行し資金を調達する)で約1800憶の調達を2021年1月12日~15日かけて行う事を発表しました。
普通株式の公募は株価にとって株式の希薄化を起こすので、マイナス材料なのですが、この公募が始まったあたりから株式は上昇しています。
これはこれまでに一貫して売り傾向だったため、株価のバリューとしては安いと見積もられたこと。
また、公募価格の340ドルを12日の終値が超えていたという事が挙げられます。
これにより、ZMの株価は底値を付けたと多くの投資家が判断したのだと私は思います。
よってこれからのZM株価は再び上昇続けるでしょう。
4. ZMのビジネスモデルはサブスクリプション型
ZMのビジネスモデルはみんな大好きNetflixと同じサブスクリプション型です。
サブスクリプション型のビジネスモデルは中長期的に売り上げが発生し利益の見通しが立てやすく、安定して売り上げを上げる事ができると言われています。
つまり契約者が解約しない限り一定の利益が入る仕組みになっています。
また、利用状況を確認でき、利用者がどのようなサービスを求めているのか、何を利用しているか、集計を取ることが可能です。
この情報は新規ユーザー獲得の戦略策定にも利用できます。
以下はZMの売り上げのグラフをです。

ここ最近の売り上げは右肩上がりである事が分かります。
さらに売り上げ予想を大きく上回っていることが分かります。
まだ先ですが、3月4日の決算でどのくらいコンセンサス予想を超えてくるか注目ですね。
テレトロはとりあえず決算までZM株を持ち続けようと思います。
皆さん、ZM株は340ドルを割るかどうか注視していく必要はありますが、私は基本的に買いだと思います。
それではまた、良い投資ライフを!!



