どうも!!テレトロです。
今回はズームとハイテク株全般についてテレトロの独自の見解を話したいと思います。
・ズームビデオコミュニケーションズについて
最近ズームの株価が底打ちし、再び上昇し始めました。
底打ちだと考える理由はこのチャートを見てください。
底打ちのシグナル「抱き線」がでています。
これは下落トレンドにおける底打ちシグナルとして知られています。
下落相場が続いたのち、小陰線(5/10)の翌日に値幅の大きな陽線(5/11)が出ています。
そしてその陽線が前日の陰線を包み込む形になっております。これを「抱き線」と言います。
最初は前日より低い値で相場が始まります。
その後強い買いが入り、前日の最高値を更新した形で相場が終わります。
つまり買いが優勢となり、転換点となっているのです。
そのあと株価も順調に推移していますね。
二つ目の理由として週足チャートの下降トレンドにおける抵抗線をブレイクアウトしたことです。
以下の週足チャートを見てください。

これまで一貫して下落トレンドで黄色い線(抵抗線)で示した線を越えられずにいました。
しかし今回は、この抵抗線を超え大きく上昇し始めたことが分かります。
以上二つの理由からズームの株価は底打ちした可能性が高いです。
・ハイテク株回復の兆しについて
最近ハイテク株が再び上昇し始めました。
これは5月における米国の雇用統計が予想に反して低かったからです。
労働参加率が+61.7%(4月)→+61.6%とわずかに低下しました。
この中に職探しをあきらめた人たちはカウントされていませんので相対的に言えば職探しをあきらめた人が増えたということです。
この雇用統計の結果を受け、米国の金融緩和が続く可能性が高まりました。
その結果米国長期金利が低下し、長期金利と逆相関関係にある株価が、特にハイテク株が上昇し始めたわけです。
つまり、短期的にみればハイテク株は上昇する可能性が高いです。
しかし、今後の雇用統計の結果次第ですので、投資家は雇用統計の結果と長期金利から目を離さないようにしましょう!!



