今回は老後に備えてやるべきことをまとめてみました。
皆さん、老後の生活、特にお金について不安はありませんか?
今日はそんな不安を解消するために、いくらくらいお金が必要なのか、またそのお金を手に入れるために今すぐやるべきことを3つ挙げてみました。
この三つを実行することができれば、老後の不安は解消されると思います。

今日のトピック
- 不安の根源になっている老後資金について、いくら必要?
- 老後の不安を解消するために今すぐやるべき三つのこと
- 目標を決めて毎月貯金
- 株式投資
- どんな老後生活を送りたいかを考える
今回は大きく分けて二つのトピックを扱っていきます。
不安の根源になっている老後資金について、いくら必要?
皆さん、老後資金についてただ漠然とした不安だけがありませんか。
その不安を解決するには、「老後の資金はどのくらい不足して、その不足分をどのように備えておくか」が重要になると思います。
つまり明確性が必要という事です。
この記事を読んでもらえれば、老後のお金に対する不安が明確になり、さらにどんなアックションを起こせば、不安が解消できるのか分かります。
まず最初に、老後の資金はいくら必要か知っています?
実際は、いくら必要か人それぞれだと思いますが、一般的に以下のように言われています。
総務省統計局の調査では、65歳以上の夫婦世帯における毎月の支出合計は27万929円だったそうです。(https://www.zenginkyo.or.jp/article/life/retirement/4385/)
毎月の公的年金などの収入は23万7659円だそうです。
つまり差額は
237659-270929 = -33270
となり、毎月3万3000円ほど不足することになります。
これは生活する上で最低限の費用なので、実際にはもっと費用がかかるはずです。
余裕をもって毎月5万円不足すると考えることにします。
年間にすると5万円×12で60万円も不足する計算となります。
仮に老後生活を30年間とすると、60万円×30=1800万円となり、95歳まで生きた場合は1800万円も必要となることが分かります。
老後夫婦の生活に1800万円も必要になるとは驚きですよね。。。
今後もらえる年金はさらに少なくなることを考えると、2000万から2500万くらいは必要そうですね。
では、次にこの老後約2000万円の資金を備えるためにどんなアクションを起こせばよいかについて話していきます。


老後の不安を解消するために今すぐやるべき三つのこと
早速ですが、老後に備えてどんなアクションを起こすべきか。
お答えしていきたいと思います。
まず一つ目!!
目標設定と毎月定額の貯金
まず最初にやるべきことは貯金です!
当たり前すぎて逆にびっくりですよね。
しかしただ単に貯金しろというわけではありません。
自分で一年間の目標貯金額を決め、その目標金額を達成するために毎月決まった額を貯金する方法です。
皆さん、生活資金が余ったらその余りを貯金している人ではありませんか??
正直言ってこの方法だと生活が変わった時や大きな出費があった時には貯金できません。
むしろその曖昧な方法で貯金できている人はほとんどいないでしょう。
とりあえず貯金できていない人は自分の月の生活費の3か月分(例:20万円(1月の生活費)×3か月 = 60万円)を貯金してみるのはどうでしょうか?
また貯金の方法もとても重要です。
例えば、毎年24万円貯めるとして、毎月2万円給料日に引き落としで貯金用の口座に引き落とされるようにしましょう。
なぜ引き落としで違う口座に分けるかと言うと、使う前に貯めておかないと使ってしまう人がほとんどだからです。
自分も以前は引き落としにしておらず、貯めるはずの金額を飲み代に使ってしまい。。。貯めることができませんでした。
目標金額を貯金するには、給料日に貯金用の口座への引き落としは絶対です。
また、あらかじめ貯金しておけば、ある分のお金を使うようになり、無駄な出費も抑えられます。
まずは生活に余裕を持てるよう、生活費3か月分の貯金から始めてみよう!
二つ目のやるべきアクションは・・・・
株式投資
です!!
皆さん、株式投資をやった事はありますか?
「投資なんて失敗して大損するからやめろ」、「株式投資はギャンブルだ。」
なんていう人もいますが、ここで紹介する方法で実施すれば、ギャンブルではなく確実に資産を増やすことができます。
その方法とは、投資をやっている人は誰もが知っている「積み立て式のインデックス投資」です。
インデックス投資とは市場の値動きを示す指数の値動きに連動することを目指した株式投資です。
もう少し簡単に説明すると複数の銘柄(株式)に分散投資ができる商品です。
しかもこの商品のすごいところは手間いらずというところです。
銘柄の選定は随時プロが実施しており、業績が悪い企業は排除されるようになっています。
つまり買ってしまえば簡単に分散ができて、運用もプロがやってくれるので面倒な売り買いする必要はほとんどありません。
ちなみに私が投資しているインデックスファンド、S&P500に連動したインデックス・ファンド、eMAXIS Slim 米国株式の運用実績は過去30年間のデータから割り出すと9.89%の年平均リターンだったそうです。(参照:https://manetatsu.com/2016/06/68953/)
年利ほぼ10%はすごい数字ですね。
インデックスファンドは色々な商品がありますが、中でも以下三つをオススメしておきます。
S&P500に連動したインデックス・ファンド、eMAXIS Slim 米国株式
楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI)
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
上記三つのインデックスファンドは運用実績もしっかりあり、私自身もこの三つのファンドに投資をしています。
なぜこの三つのファンドが良いのかもっと知りたい方は以下の記事を見ていただくと良いと思います。
・なぜ投資をすべきなのか?副業・少額投資は無駄?!
http://teretro-journal.com/post-681whyrg/
ここで「積み立て式のインデックス投資」をやる際に注意してほしいことが2つあります。
まず一つ目はNisa口座を開設してインデックス投資をやりましょう。
なぜNisa口座なのかというと税の優遇制度を利用できるからです。
上限金額内であれば、Nisa口座で出た利益に関しては税金がかかりません。
通常株式投資の利益には2割程度の税金が課せられるのですごい優遇制度です。
二つ目に買ったら売らないを徹底してください。
基本的に積み立て式のインデックス商品は老後資金として切り崩す日までは売らないでください。
なぜならインデックス投資の運用実績は長期、10年以上運用した時の利回りだからです。
つまり長期運用が必須です。
長期運用必須の投資方法なので、基本的には売らずに持ち続けておくこと。
この事を覚えておいてください。
そして最後に三つ目にやるべきアクションは・・・・
どんな老後生活を送りたいかを考える
です。
んん・・・
どういう事?!ってなりますよね。
説明します。
人生設計を行う上で将来の事を考えるのは重要ですよね。
それと同じでどんな老後生活を送りたいのか具体的に考えておくことは重要です。
ゴールや目標なしで、貯金や投資をやっても途中でなんのためにやっているのか分からなくなってしまいますよね?
ですのでどんな老後生活を送りたいか、決めておくことはとても重要なんです。
例えば、旅行が好きで老後は夫婦で旅行に行きたいとします。
そうなると老後の生活費に加えて、旅行費も貯めておく必要が出てきます。
その場合必要な老後資金は2000万円では足りないかもしれません。
そうなると目標の老後資金を2200万円など変更して、備えを作っていく必要があります。
また逆に老後の生活は質素で良いという方は、2000万円も備えを作る必要はないかもしれません。
その場合、貯金や投資をせず、普段の生活に回すことができます。
こうやって老後生活をできるだけ具体的にしておくこと!
これが普段の貯金や投資のモチベージョンにもつながると思うので重要だと思います。
老後自分の生きたかった海外旅行に行ける!とか、大好きな趣味を続けるられるなど。
一番最後に紹介しましたが、この「どんな老後生活を送りたいかを考える」が一番重要で最初に考えるべきことかもしれませんね。
最後に今回の記事のまとめをしておきます。
今回の記事のまとめ
- 不安の原因となっている老後いくら必要なのか考える。
- 明確な決まりをもって貯金を行う
- 積み立て式インデックス投資を行う
- どんな老後生活を送りたいか前もって考えておく

